KIYAC

Shopify 法務関連文書の作り方

EC
弁護士 千葉直愛

こんにちは。近年日本でも大ブームのShopifyを使ったネットショップの開設。
そのあまりの手軽さ、カッコよさに、ドハマリの方も多いのではないかと思います。
ところが、Shopifyでのストア開設には、意外な「鬼門」があります。
それは、、、

法務関連の文書を自作しなくてはならない

一般的なネットショップやECサイトには、必ずと行っていいほど、フッターなどに、「プライバシーポリシー」「利用規約」「特定商取引法に基づく表示」などといった法的な文章が掲載されていますよね。
Shopifyはカナダ発のサービスですが、日本でネットショップを開設する以上、もちろん日本の法律に従い、日本の法律上必要となる法律文書を整備しなければなりません。
そこで、「設定」画面から「法務関連」をクリックします。これらの法律文書も、Shopify上でサクサクっと整備できるかと思っていると・・・



あれ?左側の解説には「テンプレート」と書かれていますが、テンプレートが見つかりません。



スクロールしていくと、どうやら「特定商取引法に基づく表示」だけは、Shopify側が準備したテンプレートを利用できるようですが、それ以外の文書(「プライバシーポリシー」「利用規約」「返金ポリシー」「配送ポリシー」)については、テンプレートが準備されておらず、サイト制作者自身で記載しなければならないのです。
・・・・・え?!^^;^^;^^;^^;^^;^^;^^;^^;
過去にネットショップやECサイトをいくつも作ったことがあるとか、法律の勉強をしたことがある人でもない限り、ここで途方に暮れてしまうと思います。

英語版はあるが、日本語版がない

そこで、Shopifyのヘルプセンターの記事を検索してみると、どうやら、英語では他の文書のテンプレートも提供している様子です。
では、英語のテンプレートをGoogle翻訳などを使って日本語にすればどうにかなるのでは・・・?と思ったのもつかの間。
読み進めていくと、「ストアポリシーのテンプレートは英語でのみ利用可能です。あなたが他の言語でストアを運営するならば、ご自身のストアポリシーを作成する必要があります。詳細は地元の法律専門家にお問い合わせください。」という悲しい文章が。



またまた途方に暮れます。
一体どうすればよいのでしょうか?!

ほかのネットショップの文書をコピペするのはOK?!

そこですぐに思いつくのが、「ほかの似たようなネットショップやECサイトのプライバシーポリシーや利用規約をテキストコピーして貼り付けたらいいのではないか?」という考え。
たしかに、短時間で法律文書を整備することができそうです。
ところがこれにはふたつの重大な問題があります。
まずは、「その文書が、検索者のネットショップに適切なものかどうか、検索者自身が判断できない」ということです。他社の文書を検索してくる本人が、プライバシーポリシーや利用規約の法的な意味内容について十分に理解できていない以上、当然のことと言えます。
つぎに、著作権の問題があります。実は、利用規約などの法律文書にも著作権が成立すると考えられており、実際に、利用規約に著作権が成立することを認めた裁判例も存在しています(東京地方裁判所平成26年7月30日判決)。まるまる他人のプライバシーポリシーや利用規約をコピペした場合、著作権侵害となってしまう可能性があります。
というわけで、他社のプライバシーポリシーや利用規約のコピペはおすすめできません。

ネットに落ちてる雛形を使う?

次に思いつくのが、「プライバシーポリシー 雛形」「利用規約 テンプレート」などと検索して、ネットに落ちている雛形(テンプレート)を拝借する方法。
中には商用利用OKを明示している雛形サイトもあり、こういった雛形を利用する人もいます。
たしかにこれらの雛形は便利なのですが、上記の他社文書のコピペと同様、無数に存在する雛形の中で、どの雛形が適切なのか、検索者自身が判断できないという問題がまずあります。
また、内容を書き換えようと思っても、どのような意図でひな形が作られているのかまでは通常は解説されていないため、「ここは消していいのか」「足していいのか」これまた作業者自身で判断することが困難という問題があります。

専門家に依頼する?

そこで次の手段として、弁護士などの専門家に文書作成を依頼することが考えられます。
これはコストを度外視すれば勿論選択肢に入ってくるのですが、利用規約、プライバシーポリシー、特定商取引法に基づく表示などの一式の作成を弁護士に依頼すると、一般的には10万円前後の費用がかかってしまいます。
ストア開設の段階でいきなり弁護士に10万円単位のお金を支払うというは、少々現実的ではないし、いくらリスクヘッジのためとはいえ、費用対効果があわない方が多いかもしれません。

法律文書の自動生成サービス KIYAC !

そこでご紹介するのが法律文書の自動生成サービス、KIYAC(キヤク)です。



KIYACは、弁護士が監修する法律文書生成サービスで、いくつかの質問に回答するだけ、わずか数分で、必要な法律文書を生成することができます。
質問の回答に基づいた文書が生成されるため、回答者にとって適切な文書を得られる点が、単純な雛形やテンプレートとの大きな違いです。
Shopifyストアの開設に必要となるプライバシーポリシー、利用規約、特定商取引法に基づく表示の生成ジェネレーターが揃っています。ほかにも生成できる文書の種類が日々増加中です。
プライバシーポリシー1枚の作成は無料。それ以降の文書生成は有料となりますが、年額わずか5,940円(税込)という、個人開発者のお財布にも優しい破格のプライシングになっています。

また、KIYACの有料プランに加入いただくと、KIYACに協力する弁護士陣に法律相談をすることもできます。
多数の弁護士が無料相談枠を設けており、ネットショップ開設にあたりもやもやしていて聞いてみたいことや、KIYACで生成された文書のリーガルチェックなどをダイレクトに依頼することができます。



2020年10月1日のリリース以降、生成された文書は1,000枚を突破。Shopifyストアの開設を目指すみなさまにも多数ご利用いただいています。
是非、KIYACで法律文書を生成して、Shopify構築の「鬼門」をくぐり抜けてください!

※このブログはリンクフリーですが、テキストを引用する場合は引用元として「ECの法律.com」と明記し、記事のURLを添付してください。

ABOUT ME

弁護士 千葉直愛
千葉直愛法律事務所代表弁護士 | スタートアップ向けの法務サービスを多数提供 | KIYACプロジェクト代表

KIYACとは

  1. いくつかの質問に答えるだけでシンプルな文書が自動生成されます。

  2. 多数の協力弁護士が、得意分野を生かして応用範囲の広い雛形を随時開発、アップロードしていきます。

  3. 入力画面、出力画面ともに、シンプルで誰にでもわかりやすいUIを追及。

  4. 生成された文書のリーガルチェックを弁護士に依頼することもできます。